もうかれこれ、6,7年くらい?宇都宮市の中心市街地・釜川地区のまちづくり に関わっています。カマクリ協議会の有識者(地域ブランディング)としてだったり、広報関係の実務者としてだったり、単なる参加者だったり。昨年度、協議会の事業として進めてきた「エリアの魅力を伝えるツール(冊子・マップ)」が、この4月に完成し、ゆかりのある店舗・施設で、好評配布中です。この記事では、このカテゴリーの軸にしている「ワークショップで進める内発的ブランディング」の具体を記録しておきます。地域で動き、地域の「何か」を伝えようと動く際の参考になれば幸いです。
▼続きを読む宮城仙南の地に根差した
地域・自然環境との共生を
掲げる株式会社サカモト
新ブランド「坂元植林の家」
広報の業務 2019.3〜
●宮城県柴田町の株式会社サカモト様から、
2019年3月にご依頼をいただき、ゆっくりとではありますが、意見交換や検討を重ねながら、新しい取組み「成田プロジェクト」に伴走させていただいてき、木の家のブランド「坂元植林の家」の主に3つの業務を行っています。
◎ブランディング・総合的な広報計画の立案、VIの実現
◎ウェブサイトの完全リニューアル
◎サイト内ウェブマガジンの制作(企画・取材・執筆)
◎広報周知のための催事などの企画・実施
2020年3月で任期を終え退職した国立大学法人宇都宮大学時代に制作したメディアを2つ記録しておきます。ウェブサイトと報告書冊子です。自治体や国公立大などでメディアをつくる際に(益子町役場時代もそうですが、つまり「公金」で行う事業は特に)、私の役割として認識していたのは、制作会社や代理店に数行の仕様書だけで丸投げせず、内部からしっかりとした「意思」をもって、事業の主体(住民や学生)に出来うる限り多くの福利をお返ししていく、そのための工夫と努力を惜しまない・・・ということです。最初に結論を書いてしまいましたが、以下、2つのメディアを少し解説いれて紹介しておきます。
移り住む益子案内2019 ましこ里山手帳
2019/3/1発行 益子町企画課地方創生担当
.
益子町企画課地方創生担当が進めている、益子町の移住(+定住)促進の取り組み。その1つ、移住促進冊子の企画・構成・取材・編集・執筆を行いました。国策・地方創生(まち・ひと・しごと創生戦略)については個人的にあれこれ思うところ(なかば怒り気味で)多し!ですが、現場(地方)で業務委託を受ける場合は、国がどうれあれ、暮らす人々のより良い「選択肢を増やす」お手伝いをするつもりで全力でやっていますとも。ええ、全力で(何キャラ?)
▼続きを読む
故・馬場浩史さんが1989年に益子にひらいたスターネット。
都内馬喰町の東京展が2018年秋に閉店することになり、その最終企画として、6月2日から9月30日まで、4ヶ月に渡る展覧会リレーとして、ゆかりの作家たちが展示やイベントを繰り広げてきました。地域編集室簑田理香事務所は、丹治史彦さんにお声掛けいただき、信陽堂編集室(丹治史彦・井上美佳)アイシオール(多田君枝・豊永郁代)のみなさんと編集者3チーム合同で8月31日から5日まで展示を行いました。時間があいてしまいましたが、この投稿は、その振り替えりのご報告です。
.
メインバナー写真 新潟エフスタイルオフィスにて 撮影|長田朋子
▼続きを読む
ミチカケ|文化誌が
街の意識を変える展
1つ前の記事で「地方誌ブームのような状況が続き、雑誌で特集が組まれたり、ムックが編集されたり。ミチカケもお声かけいただくことが多く・・・」と書いた。ここでは、少し遡って、渋谷ヒカリエで開催された地方誌の展示とフォーラムについて記録しておきます。
.
地方誌ブームの流れの中で、行政が出版するものは(「ミチカケ」もそうだが)助成金を制作費用に当てている関係で、値段をつけての販売ができず無料で配布するものが多く、「フリーペーパー」「フリーマガジン」として一括りにされて呼称されることも多いのだが、どうもそこに違和感があった。または「プロモーション誌」とか「タウン誌」とか。
ミチカケ-
台湾版 THE BIG ISSUE
ほか掲載
ミチカケを創刊した2013年以降、地方誌ブームのような状況が続き、雑誌で特集が組まれたり、ムックが編集されたり。ミチカケもお声かけいただくことが多く、とはいえ、そのほとんどが、簡単な依頼文が代表メールに届き、こちらから写真データを提供して差し上げて(「データ送っていただけますか? 掲載料はかかりません」とさくっと当然のように要請されます)、出来上がってみれば、あれ?なんだか違和感!という言葉でキャプションがついていたりします。
そんな中から、2誌だけ記録に残します。