メインビジュアル画像

もうかれこれ、6,7年くらい?宇都宮市の中心市街地・釜川地区のまちづくり に関わっています。カマクリ協議会の有識者(地域ブランディング)としてだったり、広報関係の実務者としてだったり、単なる参加者だったり。昨年度、協議会の事業として進めてきた「エリアの魅力を伝えるツール(冊子・マップ)」が、この4月に完成し、ゆかりのある店舗・施設で、好評配布中です。この記事では、このカテゴリーの軸にしている「ワークショップで進める内発的ブランディング」の具体を記録しておきます。地域で動き、地域の「何か」を伝えようと動く際の参考になれば幸いです。

清水将司さんが手がけた表紙。釜川の魅力の具体のあれこれを、ギュッと抽象に落ち仕込み、それでいて、いろんなモチーフを自由に開放している気がする。Tシャツを作りたいなどの声、多数!


編集者として、紙媒体やウェブサイトなどを企画制作する場合、プロのチームを作り業務に当たる事がほとんどですが、今回は、紙媒体の編集や取材&執筆など未経験の、カマクリ のコアメンバーでチームを作ります。釜川の魅力や価値を、再発見し、言葉にしていくプロセス、また、それらを伝えるツールを企画し、制作していくプロセス。それらの組み立てをどうするかで、制作物のクォリティはほぼ決まると思います。今回の組み立てを、チームに共有したレジュメや、ワークショップの内容などの(一部)を、この記事の「最後に」順を追って紹介します。
.
エリアブランディングコピーや、冊子掲載のメッセージ、各コンテンツのタイトルやリードなどは、私が書いていますが、「私が書く内容」は、これらのプロセスを経て「みんなで考えた」ものなのです。「ワークショップで進める内発的ブランディング」と「地域的なメディアの企画制作」は、いずれ、整理して「私塾」的なものを開きたいと思ってます。
.
みんなでつくる釜川ミライ
エリアブック2023
かけあわせるからおもしろい
KAMAGAWA MIXTURE CULTURE

設置店は、カマクリのSNSで紹介されていきます。
ぜひ、お手にとってお読みくださいね!

.
発行 : カマクリ協議会/発行人 : 中村周/進行統括 : 岩田真菜
取材/執筆 : 稲越誠 岩田真菜 毛塚幹人 佐藤貴洋 城生一葉 中村周
ゲストライター : 武藤久美/写真 : 古杉 拓也
アートディレクション/デザイン/イラスト : 清水将司(gaimgraphics)
エディトリアルディレクション/コピーライティング : 簑田理香

取材を開始するまでの、コンセプトや企画を固めていくまでのプロセス(一部)

それぞれの「違った」視点の「かけあわせ」が面白く、その結果・・・参加メンバーみんなで考えての「コンセプトコピー」が生まれたわけです。