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LLP風景社の仕事
「田園環境都市おやま」の
まちづくり進行形
ウェブマガジン 開設

2020年8月に仕事仲間4名で設立した、有限責任事業組合・風景社は、今年度、小山市の「田園環境都市ビジョン策定」支援業務を担わせていただいています。.これから市と市民の皆様とで策定していく、2050年を想定した「田園環境都市ビジョン」策定の支援業務として・・・

●市域を11の地区に分けて順次行う「風土性調査」
●調査成果をもとに、地区ごとの「基礎資料」の作成と、地域への報告会など 
●策定に向けての勉強会やワークショップなどの企画運営 
●策定に向けての調査の成果や様々な取組み、市民の声や視点などを「進行形」で情報共有/発信していく、市民参加型のウェブメディアなどの企画制作・運営
・・などを行っています。
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総合政策課の皆様や関係各課の皆様と、未来に向けての新しいチャレンジに頭も意識も手も足もフル回転の日々です。
今回は、小山市民の皆様やゆかりの皆様以外にも、広く、地域づくり・まちづくりに関心ある皆様へ共有したく、8月末に公開となっているウェブマガジンをご案内させていただきます。長文になりますが、どうぞお付き合いください。
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●名称田園環境都市おやまの未来を描きビジョンをつくる、まちづくり進行形ウェブマガジン〜「おやまアサッテ広場場」
https://oyamavision.com
名前に用いた「アサッテ」の由来は、職員の皆様むけ庁内勉強会でお世話になった、ソトコト編集長の指出一正さんのお考えをヒントにさせていただきまして、その趣旨をフッター(ページの一番下)に記載していますので、ぜひお読みください。

●メインコンテンツは3つです。
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01「田園環境都市のまちづくりとは」
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トップページ https://oyamavision.com3枚のスライドでご案内し、スライド3枚目の最後、緑のボタン「詳しく読む・市長メッセージ」をクリックすると、詳しい説明へ飛べます。
https://oyamavision.com/about/
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02 市民参加型の「コラム&レポート」
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未来に繋ぎたい大切なものは? 暮らしやまちづくりの立ち位置から、さまざまな視点を持ち寄る広場です。ビジョン策定の「進行形」を市民の皆さんと双方向で、共有・発信していくウェブサイトとして市民参加型の取組を柱にしており、5つのカテゴリーを用意しています。トップページでは、常に最新の記事6件が示されます。カテゴリーの紹介と、記事の一覧を見るページは、下記の通りです。
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-1|20代のレポート|未来発!おやまノート
https://oyamavision.com/column_report-category/age20report/
担当:白鴎大学メディア実践ゼミ(ご担当:下村健一先生)との協働での試みです。「若い世代の視点から30年後の小山を描く」という取材&記事の制作を行っています。
●コンセプト|30年後の小山市の姿(こうなっていたらいいな!)を起点として、その姿を実現するには、そこから溯って、どんなふうにこの30年を積み重ねていけるのか・・そんなことを探る「未来発!」の記事を、という無茶ぶりの依頼に、予想以上に応えてくださっています。下村先生の導き方にも、学生さんたちのポテンシャルの高さにも、いつも学ばせていただいてます!
●進め方|風景社が、ビジョン策定の基礎としていくために市全域を11の地区に分けて、順次、風土性調査に入っております(風土性調査については、また改めて)。その調査が進んだその成果をメディア実践ゼミの皆さんへも共有し、調査で見えてきたことから取材候補を複数後提案します。メディア実践ゼミの担当する班が候補先を検討し、決定したテーマで、地域へと取材に入ります。風景社が間に入り取り継ぎます。公民館長さんなどにお世話になることもあります。そして、ゼミでどのように制作が進んでいくかについては、下村先生に書いていただいた解説(記事04)をお読みください。
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-2|市民コラム|おやまの小さな自慢ダイアリーhttps://oyamavision.com/column_report-category/diary/
編集部からお願いをした4名の方が1期の市民コラムを担当してくださっています。8月に、編集部からの書き手4名の紹介記事を公開し、皆さんそれぞれひと月に1本ずつコラムを書いていただきます。今後の更新もお楽しみに。
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-3|おやまの生物多様性|まちなかの隣人たち
https://oyamavision.com/column_report-category/diversity/
小山市からの委託により市内の「生物多様性基礎調査」を進めている専門家のひとり、湯本香織さん(株式会社景域計画)が、調査成果から、小山市のまちなかの自然・植生・生物などをレポートしてくださいます。
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-4|おやまの本棚
https://oyamavision.com/column_report-category/column/
持続可能性、都市環境、まちづくり、SDGs、環境保全などに関するさまざまな本を紹介していくコーナーです。現時点で、編集部からの1冊、中央図書館からの1冊がアップ。
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-5|まちづくりアーカイブhttps://oyamavision.com/column_report-category/archive/
各課でのまちづくり関係の議事録やレポート、アンケート成果など、小山市のホームページで公開されていますが、できるだけ、そこへの回路を増やすべく、ここからも紹介しリンクで橋わたしをしていきます。
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03小山市11地区・風土性調査アーカイブ
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田園環境と都市環境の調和を、より良い形で未来へつないでいくためのビジョンづくり。その意見交換の基礎とするための「風土性調査」。現地調査(踏査)と簡易社会調査をメインに組みあわせながら総合的な基礎資料を作成していきます。対象地区の方々への報告会を実施し、成果は、ここでも広く共有していきます。4枚目の画像は、調査報告・基礎資料の概要版の一部。
https://oyamavision.com/fudo_report/
*風土性調査については、また改めて詳細を伝えます。
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長くなりましたが、最後につぶやきます。調査って本当に大切だと、世の中でさまざまに起きている問題を見ながら、改めて痛感しています。何をもとに、それを構想しているの?と問いたくなる事業が多い・・・おっと、他山の石です。私も社会調査の力量を精進しながらアップしていかないといけないなあ。ちなみに、大学時代、研究室(社会学)で調査に入っていたのは、福岡市のベッドタウンになる前の某町農村地帯。聞き取りにいくと、本当に学生に親切にしてくれる農家の方たちから「大根持ってけ、ねぎ持ってけ」と、野菜をいただき、当時の足(ヤマハXT125)の荷台に荷台用の紐?でくくりつけ、アパート近くまで戻ってきて、交差点を曲がる際に、紐が緩んで大根とみかんを道路にぶちまけたことを思い出す(遠い目)。長文お読みいただき、ありがとうござました。自治体職員の皆様も、市民の皆様も、それぞれの地域の未来のために、今日を頑張って参りましょう。