





2020年3月で任期を終え退職した国立大学法人宇都宮大学時代に制作したメディアを2つ記録しておきます。ウェブサイトと報告書冊子です。自治体や国公立大などでメディアをつくる際に(益子町役場時代もそうですが、つまり「公金」で行う事業は特に)、私の役割として認識していたのは、制作会社や代理店に数行の仕様書だけで丸投げせず、内部からしっかりとした「意思」をもって、事業の主体(住民や学生)に出来うる限り多くの福利をお返ししていく、そのための工夫と努力を惜しまない・・・ということです。最初に結論を書いてしまいましたが、以下、2つのメディアを少し解説いれて紹介しておきます。


移り住む益子案内2019 ましこ里山手帳
2019/3/1発行 益子町企画課地方創生担当
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益子町企画課地方創生担当が進めている、益子町の移住(+定住)促進の取り組み。その1つ、移住促進冊子の企画・構成・取材・編集・執筆を行いました。国策・地方創生(まち・ひと・しごと創生戦略)については個人的にあれこれ思うところ(なかば怒り気味で)多し!ですが、現場(地方)で業務委託を受ける場合は、国がどうれあれ、暮らす人々のより良い「選択肢を増やす」お手伝いをするつもりで全力でやっていますとも。ええ、全力で(何キャラ?)
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ミチカケ
たとえば30年先のために
2012年の12月に企画書を提出し、2013年9 月に第1号を発行した、益子の人と暮らしを伝える「ミチカケ」は、今月20日に第7号が出来上がります。この夏は、ミチカケについて立て続けに2つの取材を受けて、あらためて創刊企画書を見返したりしていました。前回に続いて、今回はミチカケの輪郭が見え始めたいきさつについてまとめておこうと思います。