2017年に、無印良品のウェブマガジン「ローカルニッポン」の依頼を受けて寄稿した記事です。こちらでもリンクを貼って紹介していきます。
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県庁所在地の駅から、例えば西にまっすぐに伸びる大通り。地元で生まれ育った百貨店のビルにはテナント閉店の張り紙。大通りから1本入った通りには、アーケード商店街。下校中の高校生の自転車の流れを縫うように買い物客が歩く。さらにもう1本、裏通りに入ると、シャッターを下ろした商店やコインパーキングが点在する中を点で繋ぐように個性的な古着屋さんや青果店や、小さなカフェがぽつりぽつりと。そのように外観される地方都市の町に個性があるとしたら、それはやはり、裏通りかもしれません。栃木県宇都宮市の中心部には、昭和23年に発足した全長約500mのアーケード商店街「オリオン通り」があります。その裏手を流れる小さく細い一級河川の釜川沿いの裏通りの一画に、2015年の4月、小さな「場」が新しく作られました。小さな黒板に、こんなメッセージが描かれて。
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2016年に、無印良品のウェブマガジン「ローカルニッポン」の依頼を受けて寄稿した記事です。こちらでもリンクを貼って紹介していきます。
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名前で呼び合う関係から
後編では、母たちが共同でお店を始めるにあたって、言い出しっぺのレミさんが考えてきたことを、さらに3つの視点から紹介していきます。
1つめは、仲間への視点です。玲美さんは母乳育児の勉強会でお世話になった先生の勧めもあり、6年前にお母さんたちに呼びかけ、毎月2回、幼稚園や保育園にあがるまえのお子さんとお母さんで集い活動する「自然育児の会 おむすびの里」を立ちあげています。その活動を通し感じてきたことから、たとえばマリちゃんのお母さんに「マリちゃんママ」などの呼び方はしないという自分のルールをもっているそうです。
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2016年に、無印良品のウェブマガジン「ローカルニッポン」の依頼を受けて寄稿した記事です。こちらでもリンクを貼って紹介していきます。
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森の恩恵…。国土の7割を森林が占める日本では、生業や暮らしのあらゆる場面で多くの人が森林の恩恵を受けてきました。戦後の高度成長期を経てエネルギーや生活様式の変化、地方の高齢化が進む過程で、人と森の距離も遠くなり、間伐の手が入らず荒れた森林の増加は、さらに人を森から遠ざける要因となっていきます。関東平野と八溝山地が出会うところに位置し、農業と窯業の町として古くから台所や窯の燃料や畑の堆肥などに森の資源を活用してきた益子町でも、それは例外ではありませんが、益子町に拠点を置くNPO法人が描く「森の恩恵」への新しい価値付けのビジョンからは、未来の可能性が見えてきます。
若者を森と未来へつなぐプログラム
「腰のホルダーにノコギリやナタを入れ、ヘルメットを被ると、みんな一気に森の人になりますね」。森の保全活動に入る若者たちに今日の作業の手順を伝えながら、大木本舞さんが参加者に笑顔を向けます。今日は、NPO法人トチギ環境未来基地の益子での活動日で、事務局長の大木本さんをリーダーに、これから町内の社会福祉法人益子のぞみの里福祉会・美里学園に隣接する森へ入り除伐作業を行います。
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