メインビジュアル画像

地域編集論
-地域振興と情報発信
2_講義15回の構成

「1_授業コンセプト」の記事に続いて、ここでは、全15回の講義の構成を2019年度の内容でお伝えします。各回のテーマなど羅列だけでは、イメージが湧きにくいかもしれませんが、ふーん、こんなことやってるんだ!と俯瞰していただければ幸いです。
.
また、メインビジュルの写真は、ある回のスライド1枚目の扉。各回で取り上げる事例の写真だったり、その回のポイントの伏線だったり後半のゲスト講師の予告だったり、取材に出向いた地方での写真だったり。毎回冒頭に、地域づくりについての小話を一枚の写真から伝えて授業を始めていましたが、この時は、益子の有機農家さんの畑のキャベツ。この虫食いだらけのキャベツから読み解いていけるさまざまな課題や可能性、価値の話を受講生とやりとりしながら導入としています。

第1部 暮らしの中の編集論
メディア制作にとどまらず拡大する編集の概念を知る

01地域編集論とは?編集とは?
・科目説明のガイダンス
・「編集」という技術と思考の本来の定義と暮らしの中の編集活動
▼続きを読む

メインビジュアル画像

地域編集論
-地域振興と情報発信
1_科目コンセプト

地域編集論-地域振興と情報発信とは、
簑田が2017年に立ち上げて3年目を迎えた、宇都宮大学の基盤教育(1年2年で受講する基礎科目)選択科目です。2016年4月から宇都宮大学で文科省版地方創生の事業「地(知)の拠点整備事業COC+」とやらのチームメンバーとして働いています。上から目線の役所言葉で言いますと「東京一極集中&地方の衰退&少子高齢化が進む時代で、地域課題解決に資する人材を育成し、地方に(就職させて)定着させる」取り組みです。しかし、事業の主体はあくまでも学生ですから。これまでの大人たちの無策と無能の結果を大人の都合のいいように若者にツケを払わせるような流れにのっかっても・・(以下自粛)。
ここでは、その科目の概要を記しておきます。

地域編集論とは
編集的思考をもとに、「適切で健全な地域振興/地域づくり」や 地域での「内発的情報発信」のあり方を探求していくための「私論」であり「試論」です。2016年10月から、宇都宮大学での業務の中で、この言葉を考え使っています。
.
編集的思考とは
こちらも簑田が、2016年10月から自分の思考のスタイルを整理しながら独自に使い始めた言葉です。編集者としての仕事の蓄積と、落ちこぼれではありますはが、社会学を地域を対象に学んだ者としての視点を掛け合わせています。2009年から地域づくりの現場や地域振興の仕事に多く接して、あるいは自ら取り組んできた多くの「個別の事例」を、地域社会学的なアプローチで構造を読み解き、いくつかの法則性を見出し整理している思考の道筋です。

▼続きを読む
メインビジュアル画像

益子で描く、家族の風景 
移住促進冊子の制作

移り住む益子案内2019 ましこ里山手帳
2019/3/1発行 益子町企画課地方創生担当
益子町企画課地方創生担当が進めている、益子町の移住(+定住)促進の取り組み。その1つ、移住促進冊子の企画・構成・取材・編集・執筆を行いました。国策・地方創生(まち・ひと・しごと創生戦略)については個人的にあれこれ思うところ(なかば怒り気味で)多し!ですが、現場(地方)で業務委託を受ける場合は、国がどうれあれ、暮らす人々のより良い「選択肢を増やす」お手伝いをするつもりで全力でやっていますとも。ええ、全力で(何キャラ?)
▼続きを読む

メインビジュアル画像

1月12日。宇都宮大学峰キャンパスUUプラザ2階にてNPOとちぎユースサポーターズネットワーク企画/主催のワークショップで講師を務めました。タイトルは「地域編集ワークショップ–紙媒体をつくるプロセスを体験する」なのですが、メインタイトルを端折らないで言うと、こうなります。「編集的思考に基づく、地域的な編集のプロセスを紙媒体をつくる設定で体験するワークショップ」
▼続きを読む

メインビジュアル画像

2017/2018講演/講座/WS
駆け足まとめ!

2019年の初日に、なにが悲しくてか、今年の抱負どころか、過去2年の振り返りを。これまでにアップしていなかった講演/講座やワークショップの講師について、まとめて記録を残します。
——-
2017年4月7日
インターローカルミーティング「地域を伝える」in 神山

▼続きを読む

メインビジュアル画像

地域のサードプレイスを考える ヒジノワの取り組みから。


東京丸の内・中小機構TIP*Sの講座でお話しをしました。

サードプレイスを考えるというお題を頂戴ましたが、ヒジノワだけでなく「益子:つづり」や「宇都宮:KP」などなどの事例を交えつつ、結局は「任意の繋がりの可能性」について考える時間にできたら、という考えでしたが、ご参加のみなさま、いかがでしたでしょうか。

▼続きを読む

メインビジュアル画像

エディターネ、
エフスタイルを編集する
スターネット東京tane展

故・馬場浩史さんが1989年に益子にひらいたスターネット。
都内馬喰町の東京展が2018年秋に閉店することになり、その最終企画として、6月2日から9月30日まで、4ヶ月に渡る展覧会リレーとして、ゆかりの作家たちが展示やイベントを繰り広げてきました。地域編集室簑田理香事務所は、丹治史彦さんにお声掛けいただき、信陽堂編集室(丹治史彦・井上美佳)アイシオール(多田君枝・豊永郁代)のみなさんと編集者3チーム合同で8月31日から5日まで展示を行いました。時間があいてしまいましたが、この投稿は、その振り替えりのご報告です。
.
メインバナー写真 新潟エフスタイルオフィスにて 撮影|長田朋子
▼続きを読む

メインビジュアル画像

関係性について 
高橋恭司展、終了

ヒジノワ高橋恭司展
思い出には色や形そしてにおいはあるのだろうか

9日間の展示期間でしたが「ここを目指してきた」という面持ちの実に多くの方にご来場いただき、本日24日に閉会しました。鷲尾和彦さん(博報堂クリエイティブプランナー・写真家)を聞き手に迎えて開催した、22日の高橋恭司さんとの座談の会の内容については、またあらためて報告の記事を…と思います。

▼続きを読む

メインビジュアル画像

企画展「風景と、未来の物語」
ミチカケ展-益子手仕事村

道の駅ましこで、8月6日まで開催中、「風景と、未来の物語」の前期企画「ミチカケ」展の展示内容から、連載記事で登場した22組24名の作り手たちの展示販売の風景を何点かお届けします。
陶芸だけでなく、布、木、ガラス、革など、さまざまな素材を扱い、手の仕事を行う作り手たちが多く暮らす土地、益子。土祭2012での手応えなどを背景に企画創刊した「ミチカケ」でも、土地の風土に育まれる創作の環境や風土に育れる感性と、そこから生まれる手の仕事の「情景」を描写し続ける努力を続けてきました。 ▼続きを読む

メインビジュアル画像

企画展「風景と未来の物語」
企画監修という仕事

2年前の秋に、益子町の南部の田園地帯にできた道の駅ましこ。
道の駅には珍しく、企画展(展示販売)のスペースが作られています。そこで、7月から10月初めにかけての展示の企画・監修を道の駅ましこより委託され企画展「風景と、未来の物語|前期・ミチカケ展|後期・土祭展」を立ち上げています。この企画について、今回は、「企画・監修」という仕事と企画趣旨について記録を残します。若い世代の皆さんの参考になれば幸いです。
▼続きを読む

メインビジュアル画像

裏通り。
日々の風景をつくる人
かまがわ文庫

2017年に、無印良品のウェブマガジン「ローカルニッポン」の依頼を受けて寄稿した記事です。こちらでもリンクを貼って紹介していきます。

県庁所在地の駅から、例えば西にまっすぐに伸びる大通り。地元で生まれ育った百貨店のビルにはテナント閉店の張り紙。大通りから1本入った通りには、アーケード商店街。下校中の高校生の自転車の流れを縫うように買い物客が歩く。さらにもう1本、裏通りに入ると、シャッターを下ろした商店やコインパーキングが点在する中を点で繋ぐように個性的な古着屋さんや青果店や、小さなカフェがぽつりぽつりと。そのように外観される地方都市の町に個性があるとしたら、それはやはり、裏通りかもしれません。栃木県宇都宮市の中心部には、昭和23年に発足した全長約500mのアーケード商店街「オリオン通り」があります。その裏手を流れる小さく細い一級河川の釜川沿いの裏通りの一画に、2015年の4月、小さな「場」が新しく作られました。小さな黒板に、こんなメッセージが描かれて。

   LEAVE A BOOK YOU’D LIKE TO SHARE
   TAKE A BOOK YOU’D LIKE TO READ

続きは、ローカルニッポンの記事でお読みください。→ 外部リンク

メインビジュアル画像

一軒の古屋が
母たちの長屋になるまで 
後編

2016年に、無印良品のウェブマガジン「ローカルニッポン」の依頼を受けて寄稿した記事です。こちらでもリンクを貼って紹介していきます。
—-

名前で呼び合う関係から

後編では、母たちが共同でお店を始めるにあたって、言い出しっぺのレミさんが考えてきたことを、さらに3つの視点から紹介していきます。

1つめは、仲間への視点です。玲美さんは母乳育児の勉強会でお世話になった先生の勧めもあり、6年前にお母さんたちに呼びかけ、毎月2回、幼稚園や保育園にあがるまえのお子さんとお母さんで集い活動する「自然育児の会 おむすびの里」を立ちあげています。その活動を通し感じてきたことから、たとえばマリちゃんのお母さんに「マリちゃんママ」などの呼び方はしないという自分のルールをもっているそうです。

続きは、ローカルニッポンの記事でお読みください → 外部リンクへ

メインビジュアル画像

一軒の古屋が
母たちの長屋になるまで・前編

2016年に、無印良品のウェブマガジン「ローカルニッポン」の依頼を受けて寄稿した記事です。こちらでもリンクを貼って紹介していきます。
————
民家を改修して営業するカフェやセレクトショップ、ゲストハウス。地方創生の波に後押しされて、古民家活用は、「なんとなくオシャレ」「懐かしくて、新しい」と、観光客を呼ぶ拠点としての役割を担う事例が増えています。一過性のブームのようなものでしょうか。その土地のものを大切にした活動の、土地に根付いた息の長い活動の、拠点となるのでしょうか。

北関東の陶芸の里、益子からのローカルな便りでは、住む人の暮らしの足元から立ち上がる、古民家というより「古家」を舞台にした、新しい試みについて、前後編に分けてお伝えします。

人生の先を見越して、母たちのチャレンジ

2015年の秋、見上げるようなクヌギやコナラの木が色づきながらドングリを落とす土地で、「つづり」という名前の商店と食堂が開店しました。少し大きな古家には、暮らしまわりの手作り品や環境や健康に配慮した商品を売る「商店」が。同じ敷地内の少し小さな古家には、玄米菜食の「食堂」が。オーナーは、7人の女性。みな、子育て中の母たちです。



続きは、ローカルニッポンにて、お読みください。→ 外部記事へ

メインビジュアル画像

森につながり、
森から始まる地域の未来
NPO法人 トチギ環境未来基地

2016年に、無印良品のウェブマガジン「ローカルニッポン」の依頼を受けて寄稿した記事です。こちらでもリンクを貼って紹介していきます。

森の恩恵…。国土の7割を森林が占める日本では、生業や暮らしのあらゆる場面で多くの人が森林の恩恵を受けてきました。戦後の高度成長期を経てエネルギーや生活様式の変化、地方の高齢化が進む過程で、人と森の距離も遠くなり、間伐の手が入らず荒れた森林の増加は、さらに人を森から遠ざける要因となっていきます。関東平野と八溝山地が出会うところに位置し、農業と窯業の町として古くから台所や窯の燃料や畑の堆肥などに森の資源を活用してきた益子町でも、それは例外ではありませんが、益子町に拠点を置くNPO法人が描く「森の恩恵」への新しい価値付けのビジョンからは、未来の可能性が見えてきます。

若者を森と未来へつなぐプログラム

「腰のホルダーにノコギリやナタを入れ、ヘルメットを被ると、みんな一気に森の人になりますね」。森の保全活動に入る若者たちに今日の作業の手順を伝えながら、大木本舞さんが参加者に笑顔を向けます。今日は、NPO法人トチギ環境未来基地の益子での活動日で、事務局長の大木本さんをリーダーに、これから町内の社会福祉法人益子のぞみの里福祉会・美里学園に隣接する森へ入り除伐作業を行います。

続きは、ローカルニッポンの記事でお読みくだだい。→ 外部リンク

メインビジュアル画像

南丹市地域おこし協力隊
情報誌アドバイザー

地域を伝える、地に足つけて

南丹市 地域おこし協力隊情報紙 NANTURN 完成!
京都府南丹市から委託を受けて7月、そして、9月と、2回 現地へ出かけておりました。地域おこし協力隊の皆さんが、新しく制作する「協力隊の視点から、地域の皆さんへ、地域の魅力を伝える」冊子づくりの ワークショップ講師として。そして完成した冊子が、一昨日、手元へ。
▼続きを読む

メインビジュアル画像

社会人向け講座のお知らせ
地域編集論night 
地域づくりと伝える力

地域編集論?「地域を編集するノウハウ」の講座? いえいえ、ちゃいますよー!!「地域を編集する」なんて、おこがましい…(と思っています)「地域づくりを編集的思考で考えていく」論…を探求する講座です。9月から12月にかけて、月イチのペースで計4回、社会人の方々を対象に開講する講座の講師を務めます。
「地域編集論night  -地域づくりと伝える力- 」
主催|NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク
共催|宇都宮大学地域連携教育研究センターCOC+推進室

▼続きを読む

メインビジュアル画像

地域の価値を伝える 
「あわい」の土地で

ええと、しばらくぶりの投稿になってしまいましたが…(若干、遠い目)、今日は、ウェブ上で新しくリリースされた、企画・取材・執筆を担当した記事についてのご案内…と、ご案内を通して、編集私論についても語ります。これまで⑴「私/個」から「公/共」あるいは「普遍」へと繋ぐための「構成」について
⑵ 地方自治体の仕事:デザインを入れる前に考えるべきことについて
…と綴ってきましたが(まだたった2回だったんか!)
今回は ⑶ 反復横跳び…について(謎)です。
▼続きを読む

メインビジュアル画像

書籍掲載|行政の場で
デザインの力を活用すること

書籍掲載のご案内を兼ねて、書籍で伝えたことの一部とその背景について。

1|書籍掲載のお知らせ

BNN新社から3月3日に発行された「広報・PR担当者のためのデザイン入門」巻頭インタビュー記事で取材を受け掲載いただきました。お題は、益子町役場時代の仕事「土祭」「ミチカケ」を事例に「行政の場でデザインの力を活用する」ということ。
▼続きを読む

メインビジュアル画像

渋谷ヒカリエ8/で開催された笠間と益子の作家40名あまりの展示販売会、「GO KASAMASHIKO via TOKYO」
(企画制作BAGN Inc|20170216−0222)ご依頼を受けてパンフレットに文章を寄稿させていただきました。本日、会期も無事に終了したとのことで、クライアントさんの許可を得て全文を掲載します。

▼続きを読む

メインビジュアル画像

編みなおす、ということ。

今年2016年の1月に依頼を受け、編集と取材・執筆を手がけた書籍について、そのご案内を兼ねて「編集とは」についての私論の1つを整理しておきます。

デザイン事務所TRUNK さんから「ちょっと難しい案件があるんですけど」と、相談=依頼を受けたのが1月のことでした。益子スターネットでの新春企画、毎年恒例の工芸品バイヤー日野明子さんの展示販売会に行き、そこで笹目所長と合流。お茶をしながら、「難しい案件」の内容を伺う。
▼続きを読む

メインビジュアル画像

ミチカケ
企画書は枝葉のための、根。

今回は、ミチカケの創刊企画書について。
「企画書」は、とても大切です。
新しい概念や活動には、新しい言葉が必要です。
ただし、地に足がついた、言葉、です。

▼続きを読む

メインビジュアル画像

益子の人と暮らしを伝える
『ミチカケ』
はじまりのオレンジ

益子町観光商工課在籍時の2013年秋に創刊した『ミチカケ』の企画の背景や編集の考え方、行間のことをお話ししていきます。今回は、最初のはじまりのことをほんのすこし。
ミチカケ的なものの必要性を感じ始めたのは、2009年の「第1回土祭」で広報宣伝のお手伝いをさせていただいた頃です。写真にあるオレンジの表紙のノートは、この2年ほどの土祭やミチカケ進行時の打ち合わせや取材、聞き取りなどで使っていたもの。
▼続きを読む