●宮城県柴田町の株式会社サカモト様から、
2019年３月にご依頼をいただき、ゆっくりとではありますが、意見交換や検討を重ねながら、新しい取組み「成田プロジェクト」に伴走させていただいてき、木の家のブランド「坂元植林の家」の主に3つの業務を行っています。
◎ブランディング・総合的な広報計画の立案、VIの実現
◎ウェブサイトの完全リニューアル
◎サイト内ウェブマガジンの制作（企画・取材・執筆）
◎広報周知のための催事などの企画・実施

坂元植林の家の新しいウェブサイトは、
2021年12月初旬に公開しています。
●ブランドコンセプトコピー：森から暮らしへ、めぐるめぐみ
●ウェブサイト：http://sakamoto-shokurin.com
●FBページ：https://www.facebook.com/sakamotoshokurinnoie
●Instagram：https://www.instagram.com/sakamoto_shokurin/
ご担当：株式会社サカモト 経営企画室 赤塚慶太さん
デザイン：須田将仁さん（Takuu Tuore.inc）
写真：佐々木信也さん（Film Arrange Egg）
構築：大塚康宏さん（Fundemic）
企画・構成・編集・取材・執筆：地域編集室簑田理香事務所

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●坂元植林の家は
坂元植林合資会社（林業部門）と株式会社サカモト（職人集団でもある木の家の工務店）が手掛ける木の家のブランドです。両者が属するサカモトグループは、宮城県仙台市の南部に広がる柴田町成田地区を拠点に、「地域との共生」「自然との共生」の理念を掲げ事業を営んでいます。先人が柴田町成田字坂元の地で植林を始めたのが、1877（明治10）年のこと。その森を守り継ぐために、1986（昭和61）年から自社の森の木を活用した建売住宅の販売を開始しました。「植林・伐採・製材・建築を全て自社一貫」で、基本的には職人の手仕事で行っている、全国的にもとても珍しい「森から家づくりまで」の事業者さんです。

＊以下、簑田クレジット以外、写真は全て佐々木信也さん

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●成田プロジェクトは
「地域の森を守り継ぐために始めた家づくり。以前とは社会情勢も変わるなか、もう一度原点に立ち返り、地域や自然との共生を基礎にした、これからの家づくりを改めて考え、形にしていきたい」。そういう大沼社長のビジョンを起点に、建築家の山田貴宏さんと環境デザイナーの廣瀬俊介さんを迎えて、2018年に「槻木地区・成田地区 風土調査プロジェクト」が始まりました。
地域の風土や民家のありようを調べ、気候風土にあう家づくりや地域の知見の継承を「家づくり」に活かすためです。
その成果も踏まえ、お二人の設計で成田地区大字坂元の森の麓に、「さとのえ」と名付けた、新しい拠点の建築を進めています。2022年９月に、母屋が竣工し、来春には母屋へのエネルギーを全て自前で供給するエネルギー棟５月初旬に母屋はほぼ完成し、完成し、これからエネルギー棟の建築を始めます。そこからが、本当のスタート。「さとのえ」を拠点にした「森から暮らしへ、めぐるめぐみの物語」を、伝え、考え、学び合い、実践していく場として、地域のみなさま（もちろん関心をお持ちくださる他県の皆様も）と「創造」していきます。

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●新しいウェブサイトでは
ブランドコンセプトコピーとしては、坂元植林の家の特性を際立たせるために、従来使われていた「めぐるめぐみ」に、少し手を加えさせていただき、「森から暮らしへ、めぐるめぐみ」とし、「森づくり「「家づくり」「暮らしづくり」の３本柱でコンテンツを組んでいます。

サイト内ウェブマガジン「もりのわ」を立ち上げ、ゆっくりとではありますが、更新を続けていますので、ぜひお読みください。家づくりの必要性がない方も、地域で生きるということや、地域内の物質循環・経済循環、自然環境との共生、そして暮らし方、生き方・・・の手がかりに出会えると思います（それを目指します）。現在、記事の連載が始まっているコンテンツを紹介します。

●坂元の森につどう
新しい拠点「さとのえ」の母屋が竣工し、現在（2022年秋）は、エネルギー棟の土壁づくりなどが、春の竣工予定に向けて進んでいます。母屋竣工記念として、10月1日2日に、都内と栃木から「森づくり・木の家づくり・コミュニティづくり」の領域でメディア制作や場づくりをされている方々６名をお招きし、森から家づくりまでの現場の見学と対話の会として「坂元の森につどう」を開催しました。その内容はまた改めて別の機会に。