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連載|ネパリバザーロ
フェアトレード季刊誌
「虹色の星座」(2)
大阪市西成区 石橋友美さん

30年近くも活動を続けるフェアトレード団体ネパリ・バザーロさんの季刊カタログ誌「つなぐ つながる」2021年秋号(vol21)が発行されました。沖縄カカオプロジェクトのサポーターであるカカオフレンズさんを訪ね、お話を伺う連載「虹色の星座」を担当しています。

秋号では、大阪西成区の通称「釜ヶ崎」商店街に拠点をおく紙芝居劇団「むすび」のマネージャー・石橋友美さんにご登場いただきました。
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「むすび」って?
FBページにある基本情報を転載させていただきます。「一人暮らしのおっちゃんたちを中心に大阪市西成区で活動する紙芝居劇団。スタートは2005年。戦争やリストラ、野宿を生き抜いたおじいちゃんたちが始めた活動です」https://www.facebook.com/紙芝居劇むすび-555219931247996/?ref=bookmarks
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記事は、現在では、ネパリバザーロのウェブサイトでも公開されていますので、こちらでどうぞお読みください。
https://nb.verda.bz/pickup/沖縄カカオプロジェクト%E3%80%80tsuna21/
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取材を終えてからしばらくして、私のコラムの中で「92歳の方は、若い頃から自身のセクシュアリティを自覚していて、ずっと人に言えずに苦しい日々を送ってきました」と書かせていただいた、ハセさんの取材記事が、47newsで全国の地方紙などに配信されました。お読みになった方もいるのでは。
https://nordot.app/785401544117075968
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そして、youtuberだかなんだかのDaigoだかなんだか知らんが、ホームレス差別騒動がありました。私自身も、さまざまな壁や峠にぶつかりながらの日々の中で濃密な取材内容を限られた文字数に落とし込むのに七転八倒。しかし、素晴らしい取材対象者(石橋さん)の「実践知」のおかげで伝えるべきことは書き切れたかと思います。
そう。実践知、です。SNSの中だけでこねくり回す「理屈(理論のつもり)」には、わたくしはサヨナラをしたいのです。自分だけは安全な場所に身を置きながら(安全なつもり)評論(のつもり)ぶった発言を続けるスタンスにはわたくしはサヨナラをしたいのです。現実世界の中で地道に地道に活動/行動/運動/実践を続ける方たちの「知」に学ばせていただき、伝える活動をしていきたい。そういう思いを新たにした取材です。

釜ヶ崎のアーケード街。ドアが開いた定食屋兼居酒屋のカウンターで、ご機嫌のおっちゃんがカラオケに興じていた。時代の波に揉まれながらも翻弄されながらも、確かにここだけの時間が流れている。
むすび事務所で。みんなでカレーのお昼ご飯を食べてから、むすび新聞の編集作業が始まった。

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「つなぐ つながる」2021年秋号(vol21)巻頭の特集は「やんばるのハルサー(畑人)たち」現代のハルサーと、そして沖縄・伊江島のガンジー、故・阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)さんのハルサー魂をあらためて紹介する、ネパリ会長・土屋春代さんの渾身の記事。こちらも、ウェブサイトでもお読みいただけます。
https://nb.verda.bz/pickup/沖縄カカオプロジェクト%E3%80%80tsuna21-2/
https://nb.verda.bz/pickup/沖縄カカオプロジェクト%E3%80%80tsuna21-3/