益子町に拠点を置く、高田英明さん率いる「星居社(せいきょしゃ)のウェブサイト制作に、編集者・ライターとして参加しました。
10年来の友人でもあり、我が家を建ててくれた会社の代表でもある高田さん、そして担当の寺山泰代さんからのオファーは、「私たちも言葉にできないところがあるから、制作チームで星居社を探ってほしい」。
星居社がメインビジュアルの撮影を依頼したのは、大ベテランの写真家・村田昇さん。
星居社の仕事は、木の家づくり、家具やカトラリーの制作、イベントや展示会の会場造作や設営、ものづくりのワークショップや展示の企画主催など、多岐にわたります。そのような集団を表すメインビジュアル。村田さんはどう表現するのか、一緒にロケハンをしながら、楽しみでなりませんでした。
写真は、2019年の7月だったか、益子の林、森を歩き回ったロケハンの時の、村田さんと、今回、アートディレクター&デザイナー&猟師としてチームを引っ張ってくれた、篠山市在住の(元・益子在住、ヒジノワ初代代表)佐田祥毅さん。
そして決まったメインビジュアルは、この記事のバナーにもスクリーンショットで貼っている、朝靄が立ち上る、那珂川の写真。
この写真の持つ世界観と、写真にある見えるもの見えないものの情報が、文章が生まれ始める起点となって(まさしく、川の源流となって)、これまでの高田さんとの会話や立ち話、そして遠くで近くで見てきた仕事への姿勢を何度も何度も反芻しながら、制作に入りました。
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星居社は、この星の恵みを受け取り手仕事で暮らしに繋ぐ、
ものづくりと場づくりの活動体です。
vision
木、土、そして、手についての文章。
message
「わたしたちは、十里四方に届く目と耳をもっています。」と始めた、
高田さんからのメッセージ。
nicoleのブランドコピー
きもちとからだに沿う衣服。
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星居社って、何?
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なかなかに楽しい探求の旅でした。
そして、それは、まだまだ更新されていくのだと思います。
会社でも工務店でもなく、この惑星の生態系の中の活動体として。
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ウェブサイト:https://seikyosha.net
クライアント:株式会社 星居社
撮影 : 村田昇さん 矢野津々美さん
アートディレクション・デザイン・構成 : 佐田祥毅さん
コーディング : 大塚康宏さん
構成・ライティング:簑田理香