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森につながり、
森から始まる地域の未来
NPO法人 トチギ環境未来基地

2016年に、無印良品のウェブマガジン「ローカルニッポン」の依頼を受けて寄稿した記事です。こちらでもリンクを貼って紹介していきます。

森の恩恵…。国土の7割を森林が占める日本では、生業や暮らしのあらゆる場面で多くの人が森林の恩恵を受けてきました。戦後の高度成長期を経てエネルギーや生活様式の変化、地方の高齢化が進む過程で、人と森の距離も遠くなり、間伐の手が入らず荒れた森林の増加は、さらに人を森から遠ざける要因となっていきます。関東平野と八溝山地が出会うところに位置し、農業と窯業の町として古くから台所や窯の燃料や畑の堆肥などに森の資源を活用してきた益子町でも、それは例外ではありませんが、益子町に拠点を置くNPO法人が描く「森の恩恵」への新しい価値付けのビジョンからは、未来の可能性が見えてきます。

若者を森と未来へつなぐプログラム

「腰のホルダーにノコギリやナタを入れ、ヘルメットを被ると、みんな一気に森の人になりますね」。森の保全活動に入る若者たちに今日の作業の手順を伝えながら、大木本舞さんが参加者に笑顔を向けます。今日は、NPO法人トチギ環境未来基地の益子での活動日で、事務局長の大木本さんをリーダーに、これから町内の社会福祉法人益子のぞみの里福祉会・美里学園に隣接する森へ入り除伐作業を行います。

続きは、ローカルニッポンの記事でお読みくだだい。→ 外部リンク