2019年から、早稲田大学文化構想学部の山西優二先生にお誘いいただいて、日本国際理解教育学会の特定課題研究・地域論プロジェクトに、廣瀬俊介氏とともに、協働研究者として参加しています。
山西先生は、かつての教え子であり、現在は東日本国際大学の南雲勇多先生たちと、2012年の第2回土祭からずっと益子の風土と土祭に着目していただき、益子に通いながら、益子町を研究対象地とした同学会の地域論プロジェクト「益子タスクチーム」を企画されました。益子研究の狙いは・・・
益子町にみる「風土」「祭り」「産業(農業・窯業)」「生活」などと「学び」の連関を読み解く中で、「持続可能性」につながる「文化」と「学び」のありよう、そして両者の関連を浮かび上がらせることです。
私からは、「土祭」とともに、第1回の土祭をきっかけに誕生し、私も立ち上げから運営に参画している、地域コミュニティ・ヒジノワを舞台とした、人の繋がりや「文化」と「学び」のありようも、研究対象に良いのではないか?と提案し、益子の風土・土祭・ヒジノワを軸に、4者それぞれが調査・研究を進めています。
益子タスクの全体テーマは
風土に根ざす地域づくり・学びづくり〜益子町「土祭」と「ヒジノワ」に学ぶ
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簑田の研究テーマは
ヒジノワの10年〜任意性と多様性を手がかりに持続可能な地域活動を考える
ここでは、2020年11月8日にzoomで開催された公開研究会での発表スライドの一部を載せておきます。