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メイン写真は、大切なことをいつも肝に命じたおくために、ずっと我が家のリビングに貼ってあるポスター。
栃木市西方町の「にしかた有志の会」を中心とした面々が、熱い「共感」のもと全面的に撮影に協力した、豊田利晃監督作品『狼煙が呼ぶ』(2019年)『破壊の日』(2020年)。この2本立ての特別興行を!と、にしかたの皆さんと一緒に企画・運営した、コロナ禍での祭りの私的記録です。
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2020年9月5日(日)昼夜2回の興行@宇都宮ヒカリ座にて
ど田舎にしかた祭り番外編 栃木特別企画
併映 豊田利晃監督最新作 狼蘇山二本立
『狼煙が呼ぶ』『破壊の日』
舞台挨拶:豊田利晃監督 渋川清彦 飯田団紅
鳴り物:切腹ピストルズ
主催:にしかた有志の会 協力:地域編集室簑田理香事務所
配給:imagination
広報物・意匠:飯田団紅
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切腹ピストルズとのご縁から、2018あたりから、その素晴らしき「共同体」の末席に参加させていただいている、にしかた有志の会。本当に、気持ちが良くて、愉快で、名ばかりの「コミュニティ」論に辟易しているワタクシが生き返る生き返る。そして(それまでは『ナインソウルズ』しか観ていなかった)世の中への返答は映画で返す!」という姿勢に痺れ、2019以降、追いかけている豊田利晃監督。
豊田組×にしかた組のこの興行をぜひ栃木で!しかも、苦境に喘ぐ地方の劇場で!と、実現するためのヒカリ座さんへの営業(切り込み隊長的な?笑)を買って出て、やりましょう!と、飯田さんたちに提案したのが(記録を見たら)2020年7月11日のことであった・・・。
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実は、ヒカリ座さんとは縁もなく、飛び込みで「イベントに貸してください」と申し出ても、このご時世難しいんじゃないかと思っておりましたが、唯一、ヒカリ座さんでの上映会を続け、運営の支援的立ち位置にいらっしゃる知人がいて、不義理にしていた方でもあり(恐縮しつつも)ヒカリ座の支配人さんを紹介してもらえないかと連絡をとってみた次第。こちらの不義理にもかかわらず、快諾、手配、ご助言、さまざまにいただきつつ、にしかた有志の会の皆さんと一緒に、セッタを鳴らしながら(ワタシは八割)ヒカリ座の階段を下り、A支配人と面談させていただいたのが、2020年7月16日。
それから2ヶ月。いやほんと、にしかた有志の会、すごい。
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やってみよう、やろう、形にしよう、実現させよう。「衝動」に火をつけるのはいつも(近年ではほぼ死語になっている)「人情」の重ね合い、なのだ。
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