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日本国際理解教育学会
地域論プロジェクト
「益子タスク」
公開研究会(2)

2019年から、国際理解教育学会・特定課題研究・地域論プロジェクト益子タスク(長い・・・)の協働研修者として、何やらやっておりまして、前回の記事(公開研究会⑴)に続いて、2021年秋には、簑田はコーディネーター役に徹して、益子ヒジノワにて、会場視聴と後日の映像公開の方式で、公開研究会(2)を開催しました。

当日のプログラム構成は、下記の通り。

⒈ コーディネーター挨拶 簑田理香
⒉ 地域論プロジェクト益子タスクについて 南雲勇多・山西優二
⒊ 報告
①「風土の持続と農業の継承の関係を考える:栃木県益子町を例として」
  廣瀬俊介(東京大学空間情報科学研究センター)
  高山源樹(益子町在住・地域共創型農業)
②「『人間と自然の関わり』から問う社会・文化・学びのありよう」
  山西優二(早稲田大学)
③「実践共同体・参加と日常・非日常の往還からみる学びと循環の読み解き」
  南雲勇多(東日本国際大学)
⒋ トークセッション (進行:簑田)
①地域のコメンテイター(ヒジノワ共同代表:鈴木稔さん・大塚康宏さん)を迎えて
②会場参加者も交えて意見交換        
③意見交換を受け発表者3名のコメント 
⒌ 閉会・諸連絡など 
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プロジェクトの研究費(早稲田大)から映像コンテンツ制作の費用が出ましたので、当日のアーカイブ映像も制作できまして、現在、こちらでご覧いただくことができます。お時間あります時に、ぜひご高覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=bCOh1bZy4kA&t=1017s

会場参加者を交えての意見交換では「農業の継承」「益子らしい農業のあり方、支援策」「文化づくりや地域での学び合いの拠点を育てていくには」を中心に、活発なやりとりが生まれ、発表者側が大きな学びをいただいた時間となりました。
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報告者の一人、廣瀬俊介氏のブログでは、氏の調査研究の趣旨や中間報告もお読みいただけます。
>風土研究試論: 土祭2015「益子の風土・風景を読み解く」プロジェクトと同町での以降の地域研究を例として https://shunsukehirose.blogspot.com/2020/11/2015-essay-of-study-on-local-milieu-in.html
>風土の持続と農業の継承の関係を考える: 栃木県益子町を例として (研究中間報告)
https://shunsukehirose.blogspot.com/2021/11/thought-on-relationship-between.html

さて、イラストは、研究会の登場人物たちです。
当プロジェクトの山西優二先生(早稲田大・文化構想学部)の大学院研究室の村岡ゆりあさんが、さらりと描いてくださったもの。村岡さんは、先の衆院選の際に「投票行ったよー」の連絡をくれた友人たちに似顔絵を描いて贈ると言う投票率U Pの取組みをやっておりました。素晴らしい!!ですね。
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村岡さんや他の大学院生やOBの方と、山西先生・南雲先生は「色」を切り口に、益子を読み解いていく試みもリサーチを続けられています。その研究成果は、2022年の春あたりに、ヒジノワでお披露目となる予定。
こちらもどうぞお楽しみに。

今後の調査研究にご協力を!
さて、今回の公開研究会ではコーディネーター役に徹しましたが、今後、簑田は自身の調査・研究を再開しし、ヒジノワと土祭に長年関わってきた方々への聞き取りやアンケートを始めます。関わる人の意識や学びのプロセス、文化の創出・・・それらの変容について・・・。その際は、どうぞご協力をお願い致します>関係者の皆様