台湾桃園市大渓区と栃木県益子町ヒジノワとの文化交流

2021年からご縁が繋がり始め、益子の地域コミュニティ・ヒジノワと、
風土に根ざして、古建築や木藝・工藝を活かしたまちづくりを進める
桃園市大渓区との文化交流のさまざまな取組みが進行中です。

益子ヒジノワは、運営コアメンバーを中心にヒジノワのスーパーフレンズ(関係人口的な)たちも一緒に。
桃園市大渓区は、アーツ&クラフト振興プロジェクトを手掛ける企画制作会社Chouseの皆さんを中心に、
桃園市立木藝生態博物館、木藝の作家や職人の皆さん、まちづくりに関わる民間の方々など。

2022年秋には、桃園市立木藝生態博物館とChouseの事業
「第1回・大渓工藝週(クラフトウィーク)」に招待され、民間の交流宣言「勝手姉妹郷」を締結しました。
その後も、大渓と益子の交流は続いています。

台湾の人々は、「日本の地方創生(国策としての地方創生ではなく、
広義の地域再生や地域振興の取組み)に学びが多い」と語ります。
しかし、交流を始めて、現地で「工藝」「古建築のリノベと活用」「食と農業」「大学教育」
などの現場を案内していただいたりするうちに、
「いやいや、こちら側が学ぶところが多いでしょ!!!」と痛感することばかり。

特に日本の、これからの時代を作る若い世代の皆さんに、
少しでも私たち学んだり、考えたり、感じたりすることが参考になればと考え、
この特設サイトを立ち上げ、その「あゆみ」〜何を語り合い、何を学び合い、
どんな共創を生み出していくか〜を伝えていきます。

2023年までは、ヒジノワcafe&spaceのプロジェクトページや、
地域編集室簑田理香事務所のウェブサイトに掲載してきた記事をここに転載し
2024年からの記録と合わせて、一本化する次第です。

勝手姉妹郷プロジェクト
益子ディレクター 簑田理香