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ヒジノワ
クリエイターズファイル展Ⅱ

11月5日から24日まで、ヒジノワcafe&spaceにて「ヒジノワ クリエイターズファイル展Ⅱ」を、ヒジノワの企画・主催として開催しました。簑田は、その言い出しっぺの世話役で、ヒジノワメンバーの協力を得ながら、企画・広報・連絡調整・世話人・設営・撤収片付けを。

1|開催の経緯
益子は、さまざまな「ものづくり」の人が暮らす町。ヒジノワを立ち上げた翌年、2010年にヒジノワを、作り手が使い手とつながる拠点にしよう、と写真と文章で作り手を紹介する「ファイル」を作成したのが「ヒジノワ クリエイターズファイル」です。アナログなファイルとして制作し(上・3枚目の写真)、カフェスペースの本棚に置き、そして、初代ウェブサイトにも掲載していました。

それから10年。ヒジノワ2階に拠点に事務所を置く私たちLLP風景社が土祭2021の広報の一部を受託し、こんな目標を掲げました。
>町内の若手クリエイターたちが、メディア制作や表現活動に参加できる場をつくろう!
>クリエイター同士がつながるきっかけをつくろう!
>地域の人と、若手クリエイターが つながる場をつくろう!
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そういう経緯で、今年の春の時点で秋になったらクリエイターズファイル展開催!と、構想していた次第です。
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2|出展クリエイター
今回は、写真・映像・イラスト・絵画というメディア制作にも関わりが深い表現者の皆さんで、ヒジノワや風景社ゆかりの方にお声かけさせていただきました。皆さんのプロフィールシートと、ポートフォリオファイルなどを展示しました。
・青山佳未さん(写真・映像・イラスト)
・尼子久乃さん(写真)
・飯山太陽さん(イラスト)
・小野優子さん(水彩・油彩・水墨画)
・加藤靖子さん(色鉛筆画)
・小仁所健太さん(イラスト・刺繍)
・柴美幸さん(写真)
・滝田有信さん(映像)
・月村真由美さん(イラスト・デザイン)
・ながみともみさん(イラスト)
・畠山さやかさん(写真)
・馬場真海さん(写真)
・堀水小夜さん(水彩・油彩)
・マツナガレミ さん(イラスト)
・村越 慧 さん(写真)

土祭2021広報物「ヒジサイノート」表紙を制作してくれた方々5名の「原画」も展示しました(上の写真の2枚目)
・矢津田貴慧さん テーマ:再生
・飯山太陽さん  テーマ:土
・矢津田玲理さん テーマ:手
・加守田琳さん  テーマ:朝
・小仁所健太さん テーマ:ひと 

3|釜川と栃木市へのお声かけ
ヒジノワは、これまで、他地域の作家との交流展も主催したり、場所を提供し共催したりしてきました。笠間や茨城の作家の皆さん、そして「さつまもの」で出会った鹿児島のクリエイターの皆さん、「もりおかさましこ」の盛岡の皆さんなどなど。その度に、心地よい刺激とエールの交換が、この拠点に蓄積してきています。
今回の「クリエイターズファイル展・Ⅱ」に際しては数年前から関わりがある宇都宮市釜川の「カマクリ」の中村周さん、稲越誠さんに、企画をご提案し栃木市嘉右衛門町の遠藤百合子さんにもお声かけさせていただき、その2つのエリアでも、ほぼ同時期に開催の運びとなりました。
チラシや共通フォーマットデザイン・コンセプトコピーなどはカマクリでご用意いただきました。

4|その後の展開
ヒジノワでは、会期終了間際と、搬出時の2回、その時に参加できる人で集まり、交流しよう!と、クリエイター同士の交流の機会を作りました。
実は、出展メンバーの中には「名前だけは知っていたけど・・」「はじめまして」の方も多く、異なるジャンル同志でも、同じジャンルで活動している人同士でも、とっても多岐に話が尽きず、、、今後、グループ展などに発展することもありそう・・・です!

ヒジノワは、一人一人が、やりたいこと、チャレンジしてみたいことを、形にしていく場として、これからも在り続けます。そして、人と人、人と地域が、つながるきっかけを生む場でもあります。
そのことが、もっと浸透していくように、、と、切に感じた、約10年ぶり、2回目の「クリエイターズファイル」の試みでした。

近々、みなさんのプロフィールシートは、ヒジノワのウェブでも公開できるようにしたいと思います。少しお待ちを1