NEWS|高橋恭司「炎画」発表

この愛おしい「新種の器」たちよ!
2019年1月18日より原宿のセレクトショップHOEKにて発売。

成井窯の器に、写真家・高橋恭司が絵を描いて
さらに、窯の炎の長い触手に撫でられると、
こうなりました!
益子焼きの愛おしい新種の誕生です。

HOEKでは「炎画」絵付けのモチーフを描いた
高橋恭司のドローイングも展示販売されます。(写真:高橋恭司。額装を終えて)

プレスリリース

高橋恭司「炎画/ヒビ」チーム
 高橋恭司&成井窯
 友永文博(エディター)須田将仁(デザイナー)簑田理香(エディター)
spesial thanks
   若木信吾(写真家)加瀬健太郎(写真家)luka(写真家・モデル)
  
HOEK[フーク]

 

地域編集ワークショップ

1月12日。宇都宮大学峰キャンパスUUプラザ2階にて
NPOとちぎユースサポーターズネットワーク企画/主催の
ワークショップで講師を務めました。

タイトルは
「地域編集ワークショップ–紙媒体をつくるプロセスを体験する」
なのですが、メインタイトルを端折らないで言うと、こうなります。

編集的思考に基づく、地域的な編集のワークショップ。

これまでの自分の仕事の積み重ねや、地域で学ばせていただいたことをもとに
「編集的思考」を提案し、
その応用展開としての地域づくりのプロセスや「内発的情報発信」の考え方や手法を
大学の講義や地域でのワークショップなどで
「小論」「事例研究:読み解き」「アクティブワーク」を組み合わせて展開中です。

この社会人向けの講座は、昨年の「理論編」(過去記事は、こちら)の姉妹編で、
今回は、編集的思考に基づく紙媒体づくりのプロセスを公開しちゃうので、
みんなで一緒に、思考と制作の道筋をたどって、発想&思考の整理をやってみよう!
・・・というものでございました。

さてその、道筋をたどるためのワークシートが、A3サイズで、5枚!
いやほんと、すみません、詰め込みすぎました。
とはいえ、みなさん、がっつり取り組んでくださり、
最後には、なんとか骨格が作られてきた方も。

当日の内容は、以下の通り
1編集的思考とは?
2step1 紙媒体を読み解く
3step2 私の中にストックされている情報を編集する
4step3 地域的な情報を伝える紙媒体の概要を整理する
5step4 紙面展開・構成を考える
6step5 エディトリアルツリーで「企画・構成」「言葉」を整理する
7受講生の紙媒体プラン、ミニプレゼン大会

また復習用のテキストとして配布したのは「編集的思考:概論」
ここでは、章立てだけ公開しておきます。
[1]編集とは?
  1本来の編集の定義
  2拡大する編集の概念
  3編集概念の展開
[2]仕事や活動…生きることに有用な編集的思考
[3]媒体づくりでの編集的思考の留意点
  –不適切な編集から適切な編集を考える–
[4]地域づくりでの編集的思考
  –媒体づくりでの編集プロセスから地域編集のプロセスへ–
       1編集的思考で企画をつくる6ステップ
    2企画立案に必要な編集的思考
[5]編集以前に重要な企画書作成について


最後に
参加された方のアンケートから、少し紹介させてください。
「断片的な、載せたい情報をどう編集して形に落としこむか、そのプロセスが学べた」
「造花のハデさはなくても、小さくても、確実に実を結ぶ木をつくること」
「伝わる文章おちう考え方ではなく、相手の理解を助ける文章という発想、いいなと思いました」
「(なぜ)と、(なんのために)は、少し違う」
「実践的で頭と手を使うワークショップは楽しくできました」
「なんのノウハウも知識もない中で手探りでやった紙面づくりだったが、
 体系だった方法論を知ることができ、今後の軸ができた気がする」

参加のみなさま、企画の古河大輔さん、ありがとうございました。
またお会いしましょう。

藪の中のオオカミらしきものへ会いに行く。







2014年に行っていた益子の風土調査で訪れていた
大羽の御嶽神社へ。

当時も多少は荒れた感じはあったが、
久しぶりに訪ねた神社は、廃墟のように荒れ果てていた。

しかし、
拝殿に上がる階段さえも枯れ草や枯れ枝で覆われ、
人の手が入らなくなった山の斜面のようになっていても、
竹が拝殿の屋根を突き破ろうとも、
オオカミの(ようなものの)姿は、4年前と変わらず石灯籠の中に、
輪郭もくっきりとあった。

そうそう。
この姿を拝みに来た。

御嶽神社と彫られた石碑もあり、
石灯籠の他の面には「三峯」を表しているような山の姿も彫られている。
まちがいなく、オオカミの姿かと思うのだけれど
風化も進んだ石の肌からは、シカのようにも見えるような。。


2014の風土調査では、この神社のことを詳しく知る人に出会えず
ずっと、「宿題」のままになっている。
今年は、この荒れた状況もなんとかしつつ、ぼちぼち調査を進めたい。
体力復活させて、雨巻&御嶽にも登りましょう。

大晦日も元旦も、ただただ地続きで続く、ただの繰り返しとはいえ、
あらためて、今年の「はたらき」について考える。

12月に、久しぶりに読み返していた『オオカミの護符』(小倉美惠子・著)から
活動と仕事と稼ぎを地続きで行う私のベースとしたい文章を引用する。

 人が自然に身をゆだね、互いの力をうまく引き出し合うところに
 思いがけない「はたらき」が生まれてくる。
 これが仕事の本領なのだろうと気づかせてくれる。
 「個性」とは、そこに匂い立つものに与えられる言葉ではないだろうか。
 「稼ぎ」は人間関係の中で成立するが、「仕事」は人のみでは成し得ない。
 こう考えると、現代の「仕事」の概念は、ずいぶんと変わってしまったことに気づく。
 むしろ「仕事」だと思って行っている労働のほとんどは、
 「稼ぎ」と言えるかもしれない。
 (中略)
 人の力だけでもなく、また自然の力だけでもない。
 その双方をつなぐ「はたらき」が宿る「仕事」に出逢えたとき、
 人は感動を覚え、信頼を感じ、
 そこに人と人とのつながりが生まれるのではないだろうか。

2019/01/01