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ヒジノワホームルームという
場づくりを始めます

益子町新町の地域コミュニティ「ヒジノワ」を拠点にヒジノワホームルームというシリーズ企画を始めます。暮らしの考えやさまざまな活動をシェアする場、学びあう場。月に1度、1つのテーマのもとにホームに集い、学生時代の学級活動のような時間をわかちあう。そんな場づくりを始めます。

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ネットに踊る「シェア」の3文字。瞬時に広がり拡散される「シェア」は便利だけれど、どこかバーチャルな空疎な感覚がつきまとう。そういう利便性とは真逆のところで私は、仲間たちと、ゆっくりゆっくり、向き合って、集まって、膝つきあわせてときには、食卓を囲みながら、いろんな「対話」や「妄想」や「相談」や「企み」を続けてきた。(本当に、友人や仲間には恵まれている)食、農業、環境、原発、憲法、創作、政治、教育、地域コミュニティ・・

その過程で「おんなじようなこと考えていたね!」と気持ちの上で小躍りしながらハイタッチする、そんな幸福な「共有」の瞬間がなんと多いことか!

「これからは、ヤミゾで繋がる時代だよね」
「エネルギーと農業と食を繋げたいね」
「自分たちの世代では無理だとしても、種は撒いて繋ぎたいね」
「アーサーきゅんきゅんだよね(謎)」
そして
「情報や消費情報行のシェアではなく、それぞれの「活動」の共有から!だよね」

そういう小さな共有の積み重ねの延長上で、ヒジノワを拠点に立ち上げたのが、ヒジノワホームルーム。小さなリーフレットもできています。イラストとデザインは、おとなりの真岡市在住ウスバミコさんにお願いしました。(益子町のヒジノワ・つづり・日々舎・茶屋雨巻においてあります)
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ここからは、リーフレットの内容の転載で、上半期の企画概要をお伝えしますね。
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ヒジノワHR
2017年1月から、ヒジノワでホームルームを始めます。

ヒジノワホームルームは、暮らしの考えやさまざまな活動をシェアする場、学びあう場。月に1度、1つのテーマのもとにホームに集い、学生時代の学級活動のような時間をわかちあう。そんな場づくりを始めます。

ヒジノワ ホームルームは|毎月1回1テーマ

土を耕し種を蒔き、育てることと食べること、創作や表現のこと、住む土地の風土や環境のこと、家族のあり方のこと、エネルギーのこと、暮らしと政治のこと…。わたしたちにはさまざまな課題がありますが、いまの私たちの暮らしをとりまく状勢の中で、つまるところは、私たち大人がどう生きて、どんなことを次の世代に残していけるのか…ということ。ホームルームという場で共有して、ともに語りあい、考えあう。そして、また個々の日々に持ち帰り、考え続けたり、実践を続けたりできるようなテーマ設定と場づくりを試みたいと思います。

ホームルームのスタイルは|企画によってさまざまに

セミナーありワークショップあり上映会あり。町外からゲストをお招きする特別版、LHR(ロングホームルームルーム)も。通常のHRは毎回1つのテーマを設定して、前半30分ほどは「きっかけスピーカー」さんに、テーマについての活動や提案はたまた妄想やウンチクなどをお話いただきます。(学生のころは3分間スピーチなんてやりましたよね)それからみんなで情報交換意見交換をいたしましょう。

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[1月から6月の予定]

第1回 LHR|1月26日(木) *満員御礼:締め切りました
「小さな種と農家さんのお話会〜未来にいのちを繋ぐ」

ふだん食べている野菜はどうやって生まれてきたのでしょう。在来種のこと、自家採種のこと、ご存知ですか? 種が繋ぐ命の循環を大切に考え作物を育て続ける農家さんの思いとは? お話を聞き、豆の脱穀の作業をみんなで行いながら、農と食と命の循環のことを語り合うひとときです。スピーカーは、たまゆら草苑さん、うたし農園さん、空土ファームさんが予定されています。
時間|13:00-15:30 (カフェは11:00-17:00)
参加費|1000円(野菜のお土産付) 予約制
カフェ|野菜料理研究家 小鮒千文(在来野菜中心と食事メニューやスィーツなど)
企画|小山博子(大日向マルシェ)榊笙子(トランジションタウン栃の木つぶつ部)
*詳細はfacebook event page「小さな種のお話会」検索にて。

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第2回 LHR|2月17日(金)

「西村佳哲さんと考える、益子という場づくり」
スターネットの故馬場さんとの繋がりから、もう長いこと益子とご縁がある、プランニング・ディレクター(リビングワールド代表・一般社団法人神山つなぐ公社理事)の西村さんをお招きしてのお話会を開きます。
時間|お話会17:30-:19:00  夕食交流会19:00-20:30(一品持ち寄り)
参加費|1500円(1ドリンク付き) 定員|20名
問&予約|info@editorialyabucozy.jp(簑田)

企画|高山英樹(taka woodworks)高田英明(星居社株式会社)簑田理香(地域編集室)
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第3回 HR|3月
お話会のテーマと日時などは1月28日のヒジノワ総会で、みんなでワイワイ話し合って決まります。
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第4回 LHR|4月22日(土)
「子どもは風をえがく。大人はなにを描く?」
「幼稚園の園庭は地球の縮図」として、センス・オブ・ワンダーの感性を育む自然育児を続けている都内(杉並区)の片隅の中瀬幼稚園。その一年を追ったドキュメンタリー映画を上映し、「子どものことを考えることは、大人がどう生きるかを考えること」という井口佳子園長と、県内で自主保育や自然育児の活動中のお父さんお母さんを招いて、参加者も一緒に語り合う会を開きます。
企画|簑田理香(地域編集室) 倉本芙美(2tree open house)
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第5回 HR|5月
お話会のテーマと日時などは1月28日のヒジノワ総会で、みんなでワイワイ話し合って決まります。
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第6回 LHR|6月
「都市生活者の原発、避難者の原発。」
311から7年。さまざまな苦悩も汚染もなかったことになっていくのでしょうか…? 東京電力福島第一原子力発電所事故の帰還困難地域からの避難者であり、いまは会津若松を拠点に福島からの発信を続ける総合誌「ヴェルトガイストフクシマ」編集長・吉田邦吉さんと、千葉在住で、環境デザイナーという立場からも一市民の立場からも原発再稼働反対の意思表明を続けている廣瀬俊介さんの対談とお話会を予定しています。
企画|天井優志(ヴェルトガイストフクシマ編集部)簑田理香(地域編集室)
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2017年1月から6月までのご案内
3月以降の詳細および、下半期7月以降の企画は、決まり次第、ウェブなどにアップしていきます。こちらでご確認ください。
→ヒジノワCAFE&SPACE http://hijinowa.net/gallery/
→ヒジノワFBページ   https://www.facebook.com/hijinowa/
→地域編集室 http://editorialyabucozy.jp/information/