メインビジュアル画像

あゆみ08|2024年活動の概説|新しい文化交流に向けて

2024年、大渓(Chouse)と益子(ヒジノワ)との勝手姉妹郷の交流も3年目に入る。前年12月に、イベント「大渓工藝週」参加という形ではなく、何も特別なことがない時に訪問させていただき(あゆみ07の記事をご参照に)、これからの展望を語り合うことができました。そんな時間を経て、私たちも、単なる「イベント参加」でも「販売促進のプロモーション」でもなく、文化交流の本質である、お互いの風土や考え方の理解、人と人の交流を深めていきたい、という方向性を、勝手姉妹郷益子チームでも確認し合うことができたのでした。

そうして、1月から5月にかけて、2回開催した、海を越えてのオンラインミーティングと、6月にChouseチームが来日しての益子でのミーティングや視察を経て、相互の意見交換によって、2024年の交流コンテンツが形になってきました。
①2024年秋に開催される「第3回大渓工藝週」への参加
②そのコンテンツの1つとして、益子の陶芸と大渓の木藝でコラボ商品の開発を行う。
③益子の若手写真家・馬場真海さんと村越慧さんが、7月のお祭り(関聖帝君の生誕祭)の時期に大渓に滞在し、撮影活動を行う。
④また、この頃の意見交換や視察などを経て、2025年に、早瀬友貴さん(MidnightBreakfast)と酒井優雅さん(made in)が大渓の市立木藝生態博物館に滞在し行った「アップサイクルのワークショップ」も実現したのでした。
.
▼6月:星居社&nociwにて。
Chouse代表の陳美霞さんと工藝週担当のスタッフ、ペギーさんが益子に来てくれました。星居社&nociwを訪問。バックパッカーとして国内に滞在していたスタッフのジョイスさんとお姉さんも一緒に!

▼6月。陶芸家、鈴木稔さんの工房でコラボ作品の打ち合わせ。台南生まれで現在は桃園市に実家があり、千葉県を経て益子に移住してくれたゾレン(陳昭宇)さんが、細やかに通訳してくれて細かな打合せができました。

▼7月:写真家、馬場真海さんと村越慧さんが、大渓へ。Chouseのレジデンスルームに滞在し、撮影活動を精力的に!(食べてばかりいたわけではありませんー)。Chouseをはじめ、博物館やまちの皆さんのホスピタリティに、感謝!です。詳しくは、「あゆみ12」の記事をお読みください。

これらの活動は、この記事に続く「あゆみ」の記事でレポートします!