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企画展「風景と、未来の物語」
ミチカケ展-益子手仕事村

道の駅ましこで、8月6日まで開催中、「風景と、未来の物語」の前期企画「ミチカケ」展の展示内容から、連載記事で登場した22組24名の作り手たちの展示販売の風景を何点かお届けします。
陶芸だけでなく、布、木、ガラス、革など、さまざまな素材を扱い、手の仕事を行う作り手たちが多く暮らす土地、益子。土祭2012での手応えなどを背景に企画創刊した「ミチカケ」でも、土地の風土に育まれる創作の環境や風土に育れる感性と、そこから生まれる手の仕事の「情景」を描写し続ける努力を続けてきました。


今回の道の駅ましこの企画展示でこれだけの益子の(転出された方も含め)作家の品が、益子の風土の空の下に一堂に並ぶのは、なかなかあることではありません。ご依頼から会期まであまり時間がなかったにもかかわらず、ご快諾いただいた作り手の皆さまに感謝しつつ、手仕事ファンの皆さま、この機会にぜひ! 都会のセレクトショップで手にするのもいいですし、他の地方都市のグループ店で見るのもいいものですが、やはり、この手の仕事を育んだ、益子の空の下、益子の土の上で、手にとっていただけたらと思います。
さて、タイトルに「益子手仕事村」と書きました。濱田庄司が戦時色が色濃くなる昭和15年頃に語っていたという「工芸村(手仕事村)構想」については、ミチカケ創刊号の特集の中で、濱田琢司さん(南山大学)にお話を聞き、日下田正先生や横堀聡さん(当時・陶芸メッセ学芸員/土祭2015ガイドブックにも寄稿していただいた)にも教えを請い、土祭2015で「益子手仕事村」企画を立ち上げました。今回の展示の企画監修依頼を受けたときから、基調低音のように考え続けているのは、そこ、です。濱田琢司さんの言葉を創刊号から引用します。
「濱田の基準において、良いと思うものを作り続ける一群を益子に残す。[良いと思うもの]が変容してしまっても、良い仕事を維持できる一群があれば、そこから復興できるかもしれない。そんな可能性を未来に繋ごうとする取り組みであったでしょうか(談)」引用終わり。
産地としての可能性、手仕事の町としての可能性、それはなにより、仕事と暮らしの可能性であり、人と風土の、より良い関係性の可能性を探ること。
道の駅ましこを舞台に、土祭とミチカケを基礎に、今回の企画展示の全体タイトルを「風景と、未来の物語」と名付けた理由です。

「つくるひと、つかうひと」
maharo 見目 英(革製品)、宮沢 美ち子(柿渋染め)、バラ工房 大塚 貴子(ステンドグラス)、横溝 創(鉄・木)、墨絵工房ファクトリージュン 津守 優子(墨絵)、萬次郎家具 髙須 義彦(木工)、箱田 侑子(織り)、古川 潤(木工)、nociw 高田 純子(衣服・小物)、奥住 陽介 (金属工芸)
「陶芸家の食卓」
吉澤 直樹・遠藤 薫、西丸 太郎・下永 久美子、二階堂 明弘、大誠窯、えのきだ窯、饗庭 孝昌、石川 若彦、佐藤 敬、石川 雅一、西村 俊彦
特別出品
デイ 麗奈(藍染)、Crafty 高見 一也(レザー&竹工芸)、内町工場(古道具、什器協力)、星居社(什器)
※非買作品もあり

特設ウェブサイト
ワークショップやトークイベントのご案内もこちらで。
http://m-mashiko.com/michikake-hijisai/